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大学費用負担ー日米認識の違い

9月1日
読了時間: 2分

大学卒業までは負担してあげたい、日本人の親心

在米日本人とこの話をするとその多くが、大学費用までは親の責任、責任という強い言葉を使わずとも「自分も親に出してもらったから、自分も子供に同じことをしてあげたい。」「大学費用までは負担してあげたい」という方が多いです。私もその一人です。ただ、今のアメリカ大学の学費を見るとどうでしょう?自分が大学卒業するまでにかかった、親に出してもらった金額と比べるとどうでしょうか?いうまでもなく、桁が違います。そう、今アメリカの大学費用は、出してあげたい、という思いだけで負担できる金額ではなくなっています。

学費は親子でする投資 

Fidelity Investmentsによる2026年の調査 によると、「子供の大学資金を全額カバーする計画である」と回答した親の割合は 41% だそうです。また、私がお話ししたアメリカ人家庭の多くは、Tuitionまでは出すが、部屋代などは自分で払ってもらうという感じで、分担型が多いように思います。これは個人的なシェアですが二人の息子達のアメリカ大学受験を経験しその大学へ行くには学費と比較すると割に合わない投資にならないという観点から受験校を選んでいるアメリカの家庭を何度も見ました。アメリカの大学生の多くはバイトなどをして学費の一部へ充てているようです。在米日本人の親御さんも、あまり責任と思いすぎず(子供たちにも親に出してもらうのが「当たり前」と思わせない)共同作業という認識を持つと少し肩の荷が下りるのでは?と思います。

大学費用準備ー分散

大学資金をどこで貯めるか?

目まぐるしく世の中が変わっている現在、例えばまだ幼児の子供が15年後大学へ行くのかどうか?見当がつかない方も多いことでしょう。これは大学費用準備に限ったことではないですが、ファイナンシャルプランニングは往々にして分散が大切です。今の時代、特にまだ小さい子供の学費確保は分散が望ましいでしょう。例えば、子供が日本の大学へ行ったら現在のルールでは529はほぼ使えません。残った529のRothIRAへのロールオーバーも近年可能になりましたが限度額やルールも多く、あまり得策とも言えません。ですから529も使うけれど、529にすべてを託すのではなく、積立保険やリタイヤメントアカウント(親の年齢にもよる)への分散もよいでしょう。さらに言えば、大学費用確保だけにとらわれない万が一への備えや老後のプランなど含めた視野を広げたファイナンシャルプランニングを心がけましょう。


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